本園では、5月より年間12回地域の未就園児の方を対象に園庭開放を実施しています。幼稚園に遊びに来てくださった方が少しでも聖徳の保育を体験していただき、在園生の姿を通して「聖徳に入りたい！」「聖徳の保育を受けたい！！」と思っていただけるよう毎回、様々な学年と共に、制作遊びや、水遊び、運動会ごっこやクリ スマス会など計画し楽しんでおります。

2月は2回園庭開放があり、満三歳児（ひまわり組）の子ども達と一緒にマラカスを作ってリズム遊びをしたり、思いっきり体を動かしてサーキット遊びをしたり、園庭遊びをしたりして楽しみました。「おはようございます。一緒に砂場遊びをしましょう！」や「ケーキ作ったからどうぞ！」と、満三歳児クラスの子どもたちは、ちょっぴりお兄さん、お姉さん気分で優しく声をかけ仲良く遊んでいました。そのような微笑ましい姿を見て、保護者の方から、「満三歳児クラスの子どもたちはしっかりしていますね。」や「みんな、優しいですね。」などのお言葉をいただきました。在園生が小さな未就園児のお友達とかかわることで、相手を思う気持ちや、優しい気持ち、いたわりの気持ちをもつことができ、良い経験となっております。

又、八王子駅ビルの中にあります、八王子市子育て支援「ゆめきっず」にて年間7回、出前保育を行ってきました。今年度で2年目となる出前保育ですが、毎回30名程の方が参加してくださっています。まだまだ小さなお子様ですが、保護者の方とスキンシップが十分にとれるよう親子体操やリズム遊び、季節の制作等行っております。時には、保護者の方の相談に乗ったり、自立心を育てることや、五感をフルに働かせること、保護者の方と十分にスキンシップを図ることの大切さを知らせ、幼稚園での活動内容を紹介し実践しています。そして、今年度は出前保育に参加された方が、幼稚園に足を運んでくださり、園庭開放に参加したり、課外教室に入会されたりする方が増えました。これからも園庭開放、出前保育を通して保護者や地域の方々との交流する機会を大切にし、聖徳の保育を発信して参ります。