大学院・大学・短大 2025年1月(第139号)
第60回 聖徳祭を終えて

令和6年11月9日(土)、10日(日)。前日まで雨予報だった天気予報も、当日は素晴らしい秋晴れの青空のもと、第60回聖徳祭が開幕しました。
昨年、4年ぶりに一般入場者を迎えての聖徳祭を経験した学生たちは、第60回聖徳祭実行委員長の指示のもと、学友会役員・聖徳祭実行委員、一般企画団体の責任者たちがリーダー役となって、90もの企画運営を立派に行いました。その結果、今年も1万人を超える来場者を迎えることができました。
1日目、10時の入場開始から、今年も華やかに飾りつけられた入場門をくぐり、受付で配布される学生のこだわりが詰まったアメコミ風のパンフレットを手にした一般のお客様が、早速「どの企画を見に行こうか」、「ユニザニア企画に行こう!」、「先にケバブを買いに行こう!」などとお話をされながら学内を進まれる姿が印象的でした。


今年も目玉企画の一つとなったお仕事体験企画「ユニザニア」は、学生たちが自ら昨年の反省点を今年の運営にフィードバックし、実行委員への説明資料の改善を行い、パンフレットに記載するリーン(お仕事体験でもらえるユニザニア通貨)のデザインを統一して、運営がスムーズ行くようにするなど、さまざまな工夫が見られました。また、今年は初めてJR東日本松戸駅に「子ども駅長体験企画」としてご参加いただくなど、ますます地域と大学のつながりが深く感じられる企画でした。
一般企画では昨年に比べて多くのステージ発表の出演団体がありました。クラブ・同好会を始め、学科や有志団体の発表のどれもが華やかでした。コロナ禍を過ごし、低迷を心配していた学生の活動も徐々にではありますが活発化しているようです。


運営の中心となった学友会の学生たちは、今年2月の会議から学園祭前日まで各担当グループで綿密な打ち合せを行い当日を迎えました。学年も学科も出身地も違う学生たちがさまざまな議論を重ねて出来上がった第60回聖徳祭は、自分たちを含む在学生や来場者に「聖徳の学園祭を楽しんでいってほしい」という強い思いを皆でカタチにしたものだと思います。
当然ながら教職員の皆さまの協力なしでは成り立たず、多忙な業務の合間を縫っての会議や打ち合わせ、また準備日から聖徳祭当日の巡回や力作業など多大なご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
既に学友会の学生たちは次年度の学園祭に向けて始動しております。学生終礼で川並弘純学長に100点をいただいたことに満足せず、「来年はもっと良いものをつくりたい」という思いにあふれる姿に、私たち職員も引き続き気を引き締めて、学生支援に尽力したいと思います。

ナビゲーションの始まり

グローバル
特待制度
オープン
キャンパス
受験生
応援サイト