大学院・大学・短大 2024年12月(第138号)
【海外研修報告・教育学部児童学科】ヨーロッパ研修旅行 児童3班

保育士養成コース
期 間:10月7日(月)~10月16日(水)
訪問先:ドイツ・チェコ・オーストリア

 保育士養成コースCEクラスは、10月7日から16日までドイツ・チェコ・オーストリアの研修に行きました。10月にしては暖かい晴天の中、成田空港第2旅客ターミナルからフランクフルト空港に向けて14時間20分のフライトとなりました。長旅に疲れを見せる学生の姿もありましたが、待ちに待った研修旅行に学生たちの意気も上がっていました。フランクフルト空港には17時50分に到着しました。日本とは違う寒さにやや戸惑いながらホテルへ向かいました。

 2日目は8時半にホテルを出発し、アイゼナハのバッハハウスとヴァルトブルク城を見学しました。あいにくの雨と寒さに見舞われましたが、バッハハウスではクラビノーヴァなどの生演奏に感激し、お城では中世の貴族の生活に思いをはせることができました。
3日目は8時45分にホテルを出発し、各クラスを2班に分けてワイマール・イエーナの幼稚園・保育所訪問へ向かいました。その後、幼稚園の父と言われるフレーベル博物館に赴き、その思想や信念に触れ、フレーベルの生家や教会といった原点に触れることで、学生たちは興味津々に展示を見たり話を聞いたりしていました。

 4日目は9時に出発し、ドイツを離れ、いよいよチェコへ向かいました。ツヴィンガー宮殿は改装中のため見ることができず、残念でしたが、チェコの街の美しさに学生たちも釘付けになっていました。
5日目は8時半にホテルを出発し、プラハの幼稚園・保育所を訪問した後、カレル橋と天文時計の見学をし、その後自主見学をしました。
6日目は8時半にホテルを出発しました。この頃より少しずつ天候も安定し、寒さもおさまっていました。プラハ城見学の後、古都チェスキークルムロフへ向かい、街の中のかわいいお店を自主見学し、満足そうな様子の学生たちでした。世界遺産に指定されているすてきな町並みに学生たちからも「きれい」とため息が聞かれました。

 7日目は最終の国オーストリアに向けて9時15分に出発し、ウィーン到着後はウィーン国立歌劇場、シュテファン大聖堂を見学した後、自主見学をしました。
8日目は8時半にホテルを出発し、ウィーンの幼稚園・保育所を訪問しました。午後はシェーンブルン宮殿に立ち寄った後、ウィーンの中心地で自主見学をしました。
旅の最終日は9時45分にホテルを出発し、ウィーン空港へ向かいました。ロンドンで乗り継ぎ、14時間のフライトの後、羽田空港へ到着しました。
何人か寒さと環境の変化で体調を崩した学生もいましたが、全員それぞれの成果や素晴らしい経験を抱いて帰国することができました。特に幼稚園・保育所訪問において多様な刺激を受けることができ、保育に対する考え方の幅が広がったとの感想が多く聞かれました。
今しかできないこの貴重な経験をぜひ今後の大学生活や社会人となった際に生かしていってほしいと願っています。

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