総合文化学科2年生は8月下旬、北海道で7日間の学外研修旅行を行いました。研修の目的は、北海道の自然と文化に触れながら、団体生活を通して建学の精神である「和」を深めることです。この旅行を通じて、学生たちは豊かな自然体験を通じて、集団で行動する意義を学びました。
北海道の自然と歴史を体感
旅行初日、私たちは新千歳空港に到着後、まず「北海道開拓の村」へ向かいました。ここでは、開拓時代の人々の暮らしを学び、当時の生活をリアルに感じることができました。その後、「羊ヶ丘公園」にも立ち寄り、広大な牧草地や羊たちを見ながら、北海道の自然の壮大さを実感しました。これらの体験を通して、学生たちは北海道の開拓史や自然の厳しさを学び、地域の歴史と文化に対する理解を深めました。
自然の美しさと協力する力を学ぶ
旅行の中盤では、富良野や美瑛などの美しい地域を訪れました。「ファーム富田」や「青い池」で見た北海道の美しい自然景観に感動し、仲間と協力して行動する力を養いました。また、オホーツク海に面した原生花園や摩周湖では、雄大で神秘的な自然の景観に心を打たれました。こうした美しい景色を共有することで、学生たちは互いに協力し、団体生活の重要性を学びました。
文化体験と団体生活の集大成
旅行の後半では、アイヌ文化を学ぶため「ウポポイ(民族共生象徴空間)」を訪れました。アイヌの伝統芸能や展示を通じて、学生たちは異文化を理解し、自然との共生の大切さを学びました。最後に訪れた小樽では、自由散策を通して各自が町を楽しみ、旅行で培った自主性と団体行動の力を発揮しました。
学びと振り返り
この7日間の研修旅行を通して、学生たちは北海道の自然の美しさとその厳しさに触れ、団体生活を通して思いやりや協力の大切さを学びました。大自然の中で過ごしたことで、日常生活では得られない新たな気づきも多く、仲間との絆が一層深まりました。この経験は、今後の学びや生活にも大きな影響を与えることでしょう。