7月5日（金）、全園児そろって「七夕の由来を知り、友だちや先生と楽しく過ごす」というねらいのもと、七夕まつりに参加しました。園長先生のお話を聞き、先生方による七夕に関する由来のパネルシアターを見て、より七夕に興味を持てるよう環境を作りました。満3歳児や年少組の子どもたちにとって少し難しい内容ではありましたが、パネルシアターを一生懸命見ている姿に、日々の生活の積み重ねで話を聞くということができるようになった成長を感じる一場面でもありました。

また、各クラスの代表の子どもたちに自分の願い事の発表もしてもらいました。「お友だちと仲良く遊べますように」「かけっこで1番になれますように」「ピアノが上手になりますように」と、どれも子どもたちが一生懸命考えた願い事でした。

七夕まつりの後の給食は七夕メニューの行事食です。星の形のハンバーグに天の川に見立てたそうめん入りの七夕スープ、ぶどうのソースがかかったキラキラムース。子どもたちにメニューを伝えると大喜びです。「七夕給食、全部食べたら願い事叶うかな？」「七夕の日、織姫様と彦星様もこのご飯食べるのかな？」などと七夕の話をしながらの給食はさらに楽しい時間となったようです。

笹の葉を軒端に飾る家はほとんどなくなってしまいましたが、幼稚園ではこれからもさまざまな行事を通して日本の伝統と文化を子どもたちに伝えてまいります。