6月9日(日)から15日(土)、短大保育科2年生による学外研修Ⅱ(北海道研修)を実施しました。
1年生の時に行った学外研修Ⅰ(志賀高原)でクラスを超えて仲良くなった仲間との学外研修Ⅱが6月9日(日)から1週間にわたり北海道の大地で行われました。このプログラムは聖徳教育の一環で、研修旅行での経験・体験を通して知性を高め、視野を広げる等、豊かな人間性を育むことを目的としています。
初日に訪れた北海道開拓の村では開拓当時の生活を体感し、二日目は「行動展示」で有名な旭山動物園を訪れました。動物園では可愛い動物たちを見て癒されたようで、動物の人形を買っている学生もいました。三日目に訪れた網走流氷館ではマイナス15度の流氷体感テラスに入り、濡れたタオルを回して凍らせる「しばれ体験」をしました。口々に「寒かったー」と叫んでおり、極寒の厳しさを知ることができたようです。
その後に「霧が晴れた景色を見ると婚期が3年遅れる」と言われている摩周湖を訪れたところ、そこには霧が一切無く、湖はまるで鏡のようで、湖面に映し出された景色と相まって、とても綺麗でした。四日目に訪れた渡辺体験牧場では、びくびくしながら餌やり体験をし、おそるおそる乳搾り体験をし、自然の大切さや命のあたたかさを感じていました。
その後訪れた阿寒湖では遊覧船に乗ってチュウルイ島へ行き、マリモを間近で見ることができ、その神秘的さに感動していたようです。五日目は民族共生象徴空間ウポポイを訪れました。ここでは、アイヌの古式舞踊を鑑賞し、様々なアイヌ文化に触れたり、体験したりすることができ、先住民族の文化を五官で感じることができました。
六日目はニシン漁で巨万の富を築いた青山家の旧別邸を見学しました。一部屋ごとに贅を尽くした豪邸で見応えがあり、庭園には牡丹がたくさん咲いていて見事でした。ニシン弁当をいただいた後は小樽の街を自主見学し、たくさんのお土産を買い込んでいる学生が多く見られました。
すべての宿泊地で受けた心あたたまるおもてなしに学生たちは感激し、名湯につかり、美味しい料理に舌鼓を打ち、全てに満足していたようです。概ね天気に恵まれ、充実した、そして見聞を広め自律心を育むなど、学生が大きく成長した学外研修となりました。
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