小学校・中学校・高等学校 2024年8月(第134号)
【附属小学校】15年前から続く 富岡製糸場見学 ~ゆるぎない「富岡製糸場愛」~

幕末から昭和の始めまで、日本の主力輸出品目だった生糸。その生糸の品質向上のために明治政府が設立したのが、「富岡製糸場」です。江戸時代から行われていた手作業の「座繰り」を脱却し、洋式の器械製糸技術を取り入れた官営模範工場です。新一万円札の顔、渋沢栄一も設立に尽力しました。


富岡製糸場

その富岡製糸場に聖徳大学附属小学校の児童が訪れたのは、今から15年も前の2009年。世界遺産に登録される2014年より5年も前のことです。附属小学校が校外学習で宿泊する、聖徳学園セミナーハウス「かすが荘(当時)」までの道中に見られる上信越道の巨大な繭の看板と、そこに書かれた「富岡製糸場」の文字。ずっと気になっていた教員が思い切って下見し、当時のまま残された建物を見て感激し「聖徳の子に、ぜひ見せたい!」と提案して実現したものでした。


ガイドの話を熱心に聞く生徒たち

その富岡製糸場は今年で世界遺産登録10年を迎えました。しかし、来場者数は世界遺産登録のピーク時と比べ、約4分の1に減少しています。特に修学旅行などの「教育旅行」での利用が減っているそうです。

しかし、聖徳の子たちの「富岡製糸場愛」はゆるぎがありません。これからも富岡製糸場見学をきっかけに、近代日本の歴史への関心を高めることでしょう。

今年、富岡製糸場見学を行った校外学習2日目の様子はこちらをご覧ください。

聖徳大学附属小学校ホームページ
校内ギャラリー 2024.06.24 「 1,6年生 望月校外学習2日目」

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