聖徳大学大学院 3つのポリシー (教育経営方針「聖徳が求めるもの」)
聖徳大学大学院では、学則に定める教育目的を果たすため、研究科・専攻ごとに教学経営の基本方針となる学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)、入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)の3つの方針を、次のとおり定めています。
聖徳大学大学院
- 博士前期課程
-
-
- 1. 卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
- 聖徳大学大学院は、1933年に創立された東京聖徳学園の建学の精神である「和」を教育理念としています。本学大学院は、この理念を社会に創造的に活かしながら、多彩な総合的かつ学際的な教育・研究体制を構築し、時代に求められるより高度な専門的職業人と研究者の養成を行い、斯界に有意な人材を多数輩出しています。
大学院をとりまく現代社会は、極めて早い速度で進行する個人・社会・自然に関わる価値観の多様化・複雑化にともない、予想もしなかった変化に直面しています。それ故に、文化・社会・自然及びこれらと人間自身との関係についてのこれまでの概念を転換し、人間の尊厳、生命に対する新たな認識と価値を創造する人材の養成が求められています。
聖徳大学大学院修士課程・博士前期課程は、我が国最初となる児童学研究科を中心に6研究科から構成され、如上の現代社会の要請に応える教育・研究体制を整え、高度な実践的な指導力を備える専門家と学術研究を担う研究者の養成を行っています。とくに、児童学研究科では、我が国で最初の設置となる通信制大学院において、すでに教職に就いている人材をはじめ多様な社会人に対して学習の途を開き、修士の学位を多数授与する実績を積んでいます。
聖徳大学大学院修士課程・博士前期課程は、上記の基本認識に基づいて、以下の教育目標を掲げています。
- 【教育目標】
-
- 基礎的な学術研究能力とともに新たな認識と価値を創造できる専門性に優れた研究能力を育成する。
- 現実社会の問題・課題について具体的な実践の場から要請される高度な専門的解決力を育成する。
聖徳大学では、こうした教育目標に基づいて、以下の能力を備えた人材を育成します。
- 【学習成果】
-
- 専門能力を高度に研磨し質の高い創造的な研究を進めることができる。
- 実際に生起している問題・課題の対応について実践的観点から開発的研究を進めることができる。
聖徳大学では、以上の学習成果を達成するために編成された教育課程において所定の単位を修得した人に、卒業を認定し、学士の学位を授与します。
-
- 2. 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
- 聖徳大学大学院では、各研究科の学習成果を体系的に達成するために、それぞれの独自な共通科目と専門教育科目を設定し、以下の方針に基づいて教育課程を編成しています。
- 共通科目としての「研究方法論」等、専門関連科目の「特論」等を設定し、基礎的な学術研究能力とともに、学際的な知見と洞察力を育成します。
- 多様な選択科目の「特論」等を設定し、高度な実践力と問題・課題解決力を育成します。
- 修士研究の成果を具体化するために実習・演習科目群を設定し、修士論文及び課題研究を作成する実力を育成します。
-
- 3. 入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)
- 聖徳大学大学院は、基礎的な学術研究能力とともに新たな認識と価値を創造できる専門性に優れた研究能力を備えた人材と現実社会の問題・課題について具体的な実践の場から要請される高度な専門的解決力を備えた人材を育成することをめざしています。
聖徳大学大学院はこうした目的を理解し、それを達成できる資質をもった人を求めています。
- 専門領域における明確な課題ないし目的意識、及び研究に対する熱意を有している人。
- 主体的かつ協働的に研究に取り組むことができる人。
- 高度専門職職業人ないし研究者として社会及び学界で活躍したい強い意思を有する人。
聖徳大学大学院ではこのような人を受け入れるために、学部卒業相当と認められる学力試験を含め、実技試験、口述試験、面接を実施し、研究能力を多様な角度から総合的に判断します。
- 博士後期課程
-
-
- 1. 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
- 聖徳大学大学院は、1933年に創立された東京聖徳学園の建学の精神である「和」を教育理念としています。本学大学院は、この理念を社会に創造的に活かしながら、多彩な総合的かつ学際的な教育・研究体制を構築し、時代に求められるより高度な専門的職業人と研究者の養成を行い、斯界に有意な人材を多数輩出しています。
大学院をとりまく現代社会は、極めて早い速度で進行する個人・社会・自然に関わる価値観の多様化・複雑化にともない、予想もしなかった変化に直面しています。それ故に、文化・社会・自然及びこれらと人間自身との関係についてのこれまでの概念を転換し、かつ人間の尊厳、生命に対する新たな認識と価値を創造する学術研究者の養成が求められています。
聖徳大学大学院博士後期課程は、我が国最初となる児童学研究科を中心に5研究科から構成され、如上の現代社会の要請に応える教育・研究体制を整え、高度な学術研究を担う研究者の養成を行っています。とくに、児童学研究科では、我が国で最初の設置となる通信制大学院博士後期課程において、高等教育機関の教員を含めた多様な社会人に対して博士の学位を多数授与する実績を積むとともに、教職大学院を修了した人材に対しても学習の途を開いています。
聖徳大学大学院博士後期課程は、上記の基本認識に基づいて、以下の教育目標を掲げています。
- 【教育目標】
-
- 質の高い研究手法を駆使して新たな認識と価値を創造できる専門性に優れた研究能力を育成する。
- 学会で研究活動を展開し、内外の高等教育機関及び研究機関などで活躍できる研究能力を育成する。
こうした教育目標に基づいて、以下の能力を備えた人材を育成します。
- 【学習成果】
-
- 専門能力を高度に研磨し質の高い創造的な研究を進めることができる。
- 研究を計画的に進め、その成果を学術誌で公表し、併せて学会でのプレゼンテーション・ディスカッションができる。
聖徳大学大学院では、以上の学習成果を達成するために編成された教育課程において所定の単位を修得した人に、修了を認定し、博士の学位を授与します。
-
- 2. 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
- 聖徳大学大学院博士後期課程では、各研究科の学習成果を体系的に達成するために、次のように「特殊研究」や「特別研究」科目を編成・実施しています。
- 独立した研究者に必要な高度な知見に基づく洞察力と分析力を育成します。
- 博士研究を遂行できる学術研究能力を育成します。
-
- 3. 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
- 聖徳大学大学院後期課程は、独立した研究者として内外の高等教育機関及び研究機関で活躍できる人材を育成することを目指しています。
こうした目的を理解し、それを達成できる資質をもった人を求めています。
- 博士前期課程ないし修士課程において高度な専門知識をすでに身につけた人。
- 主体的かつ協働的に研究に取り組むことができる人。
- 研究者として高等教育機関及び研究機関などで活躍したい強い意思を有する人。
聖徳大学大学院後期課程ではこのような人を受け入れるために、博士前期課程ないし修士課程修了相当と認められる学力試験を含め、実技試験、口述試験、面接を実施し、研究能力を多様な角度から総合的に判断します。