4月19日(土)13時30分より、川並香順記念講堂を会場に、令和7年度聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)オープニングセレモニーが開催されました。今年度で21回目のSOAオープニングセレモニーとなり、448名の皆様にご参加いただきました。
オープニングセレモニーは、校長挨拶・表彰式と、講演の2部構成で行っており、聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)校長である大成哲雄先生の挨拶から始まりました。
表彰式では、総合修了者の方々が表彰されました。今年度の該当者10名のうち、2名の方にご出席いただき、校長より総合修了証・名誉会員証・記念品が手渡されました。
SOA公開講座では、平成4年の開設時より独自の単位制度を採用し、85分授業10回を1単位とする基準で、62単位修得された方を総合修了者として表彰しています。総合修了者の方は、累計で146名となりました。
長きにわたり学び続けていらっしゃる総合修了者の皆様に、あらためて敬意を表すると同時に、SOA公開講座に対する多大なご支援に心より感謝申し上げます。
そして講演は、「人生100年時代の養生訓」という演題で、東葛クリニック病院副院長・東葛クリニック松戸院長の秋山和宏先生にご担当いただきました。
人生100年時代といわれる中、人生ラスト10年には、歩けなくなる時・食べられなくなる時・認知できなくなる時の3つの問題が立ちはだかります。それを予防するためには筋肉がカギであり、貯筋生活が重要というお話に、参加者は関心を示されていました。そして、こうした集いの場へ行くことが健康につながると、貯筋生活に役立つお話も教えていただきました。
また、講演の間には体操の映像も取り入れ、多くの参加者が、実際に身体を動かされ、楽しそうに笑顔で取り組まれていたことが印象的でした。
終了後のアンケートでは、勉強になった、参考になったとの声が多くあり、とても高い満足度となりました。
令和7年度SOA公開講座の年間テーマは、“あふれる好奇心”です。受講者の皆様お一人おひとりがお持ちのあふれる好奇心で、学習の場としてはもちろん、集いの場としても、SOA公開講座をご活用いただけるよう、引き続き最大限の努力を重ねていきたいと考えています。