3月15日(土)、第22回心理教育相談所主催講演会「認知症高齢者に優しくなれる心理学」を開催いたしました

聖徳大学心理教育相談所は、地域住民の心の健康に寄与するため、毎年、講演会を企画しています。2025年3月15日(土)第22回聖徳大学心理教育相談所主催講演会「認知症高齢者に優しくなれる心理学」と題し、運動器ケア しまだ病院の桑田直弥先生をお招きしご講話いただきました。

現在、日本には約700万人の認知症高齢者がおり、認知機能が低下している認知症高齢者の介護は困難で、高齢者・介護者共にストレスが生じています。少しでもストレスを軽減するために“コミュニケーションが大切”とのことです。現状、福祉施設における利用者と職員の1日の会話の50%以上は介助に関する会話であるのに対し、日常会話や声掛けは1%と非常に少ないですが、何気ない会話が多いほど、信頼関係が築け、職員の介助の声掛けに対しても積極的な行動が増えるそうです。良いコミュニケーションを築くためには「①挨拶と労い②相槌と頷き③姿勢と視線」の3点を意識することの大切さを力説されました。参加者からは「認知症高齢者の方と優しく関わるコツを知ることができた」「実際の支援に取り入れたいと思った」等の感想があり、満足度の高い講演会となりました。

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