2007年3月に音楽文化学科音楽療法コースを卒業し、現在は宮城県石巻市の中学校で音楽教員をしている中澤麻里さん（旧姓 相原）が令和6年度の文部科学大臣優秀教職員として表彰されました。（写真は表彰式当日の会場、東京大学本郷キャンパスにて）

表彰の理由は、「コロナ禍で歌うことが制限されていた時期、生徒たちが『みんなで一緒に歌える学校ソングを作ろう』と発案したことに始まります。生徒一人ひとりが一節ずつ作詞・作曲をしたものを基に、私が編曲を担当しました。歌詞には地域の名称や風景が盛り込まれており、この曲を地元のさまざまな場所で披露したところ、住民の皆さんがとても喜んでくださり、『東日本大震災後にコミュニティが希薄になっていた地域に、子どもたちの歌声が希望を灯してくれたことがありがたい』と街全体に応援の声が広がったのです。」
こうした活動が校長先生の推薦につながり、今回の表彰に至りました。

中澤麻里さん、このたびは誠におめでとうございます！
今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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