松戸キャンパスでは、災害時に短時間で安全に避難できるよう、毎年消防・防災総合訓練を実施しています。
本年は11月22日(金)、11時55分に大規模地震が発生し、それによる火災が起きた想定で訓練を行いました。学内に非常放送が流れ、学生や教職員、附属幼稚園の園児、その他関係者が誘導に従い、指定された場所へ避難しました。火災発生から鎮火、負傷者発見から救護所へ搬送するまでといった自衛消防隊の初期対応の訓練に加え、今年は7号館の避難経路に障害物を設置し防火扉を稼働させた状態での避難訓練も実施しました。
各班・地区隊より本部隊へ被害状況の報告と、12時13分に1660名が避難完了したことが確認されました。
避難完了後、増井三夫災害対策副本部長より、「いつどこで地震が起きるか分からない。もし地震が起きた時は今日の訓練を思い出し、整然と行動してほしい」と訓示がありました。 その後、教職員や有志の学生が訓練用消火器で消火訓練を行いました。
今後も学生、教職員の防災意識の向上と、防火・防災体制の強化を図るために、様々な体験や訓練を計画していきます。皆様も、日頃から避難先や避難方法等を確認し、もしもの時に落ち着いた行動ができるようにしておきましょう。