本園では、毎年防犯訓練を行っています。今年は、9月12日（木）に高尾警察署の方々に来ていただき、園に不審者が侵入したことを想定し、通報する訓練や刺股・棒を使って不審者役の警察官の動きを封じる訓練を行いました。

保育中に対応することを想定し訓練を行いました。対応のために玄関扉を開けたところにすきをつき、園舎に侵入してきた不審者役の警察の方の力が強く、大人4人でも動きを封じることができませんでした。その場の雰囲気に驚きと恐怖で「足がすくんで動けなかった」と話す職員もおり、より実践的な訓練となりました。

警察の方からは、身元がはっきりしない場合は玄関を開けずに対応をする、侵入させないことが一番の防犯だとご指導いただきました。また、万が一入られた場合、本園は玄関スペースが広いため靴箱を利用して犯人の背後に回って挟み討ちにして少人数で犯人と対峙できる方法や、力が強い相手の場合は背後から刺股で足元を狙うことが有効だとも教えていただきました。

その後、職員は幹事の方と一緒に刺股講習や護身術を受け、刺股の使い方や身の守り方を教えていただきました。また、本園は園舎を囲む壁やフェンスが高く、有刺鉄線も取り付けているため、防犯対策がしっかりできているとのことでした。

園児は、「まるしんです」という放送が聞こえたら、素早く避難する練習を行いました。そして、警察の方から「いかのおすし」（行かない・乗らない・大声を出す・すぐ逃げる・知らせる）を教えていただきました。園児たちはとても真剣に聞いており、非常に有意義な学びとなりました。