国立ハノイ教育大学から3名の先生を受け入れ 、幼児教育に関する短期研修プログラムを実施しました

聖徳大学は国立ハノイ教育大学(ベトナム・ハノイ市/学長:グエン・ドゥック・ソン)より3名の先生方を受け入れ、6月27日(木)から7月20日(土)の24日間、幼児教育に関する短期研修プログラムを実施いたしました。

これは昨年10月5日(木)に当該大学と締結をした「学術交流及び連携に関する協定」に基づき、両大学間で検討を重ねて実現したものです。

このプログラムは、「聖徳大学が重視している人形劇や折り紙、手遊びなどの多彩な表現力を身に付ける演習と、それらが実践されている幼稚園での実習を通して、高い実践力を持った幼稚園教員を養成する「保育の聖徳®」の伝統的な幼児教育を学ぶ」ことを目的としています。今回は国立ハノイ教育大学から大学の教員や傘下の幼稚園の園長が聖徳大学に派遣され、本学の学生寮に滞在をしながら、附属幼稚園での実習や大学の授業を受講しました。

最終日には多くの教育学部、短期大学部保育科の学生が見守る中、川並弘純学長より履修証明書が授与されました。証明書の授与にあたり、川並学長からは「これから伸びゆくベトナムのために、子どもたちの教育を更に発展させ、国を支えていく。そのことの礎を作っていくための幼児教育者の養成というものはとても大切になってきています。今回この研修を修了された先生方によってベトナムの幼児教育者の養成が更に発展していくこと、そして「The SEITOKU」、「SEITOKU HOIKU“保育の聖徳®”」と言われているこの聖徳大学の教育プログラムが、ベトナムの幼児教育界の中に浸透していくことを願っています。」と今後への期待が寄せられました。

黒澤寿美教育学部長からは「我々も国立ハノイ教育大学の先生方から様々なことを教えていただきました。共に学んだ学生の皆さんにとっても、ベトナムの教育に興味を持つきっかけとなったのではないでしょうか。ぜひこれからも知識を広げて、グローバルな視点を持った人になってください。」と在学生へエールが送られました。

今回の取組みは、聖徳大学と国立ハノイ教育大学が今後様々な連携を行うための第一歩として実施したものです。今後も両大学の教育・研究の発展と国際協力の推進に貢献することを目指し、更に深い協力関係を築いていきます。

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