聖徳大学主催、千葉県教育委員会共催による「特別支援教育フォーラム2019」を10月19日(土)に「卒業後の豊かな生活に向けた支援の充実~障害者の生涯学習~」というテーマのもとで開催しました。
基調講演において、文部科学省初等中等教育局視学官(併)特別支援教育調査官の青木隆一氏を迎え、「障害者の生涯学習を踏まえた文部科学省の取組」の話がありました。平成29年4月の松野文部科学大臣メッセージが取り組みの発端となったこと、また、令和元年3月に発表された「障害者の生涯学習の推進方策について」の報告書について説明がありました。
続いて、新学習指導要領における特別支援教育の生涯学習の推進に関わる内容について詳細な説明があり、「あなたの学校や地域で障害者の生涯学習にどう取り組みますか」と投げかけられました。
その後、「卒業後の豊かな生活に向けた支援の充実~障害者の生涯学習~」をテーマにシンポジウムが行われました。森裕紀子氏(千葉県立桜が丘特別支援学校 教諭)、岡本彩花氏(千葉県立特別支援学校市川大野高等学園 教諭)、星一徳氏(さわやかちば県民プラザ事業振興課 主査)、佐々木正子氏(千葉県教育庁生涯学習課社会教育振興室社会教育主事)より、現所属における障害者の生涯学習への取り組みについて話がありました。
それを受けて、指定討論者の堀子榮氏(千葉県立特別支援学校流山高等学園 校長)と東原文子氏(聖徳大学 教授)から、より具体的な説明の求めがあり、各シンポジストが回答されました。
最後にコーディネーターの河村久氏(聖徳大学 教授)が、障害者の生涯学習の充実を目指し、各々で取り組みをさらに推進していくことを確認しました。
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