1 月9日(木)、大学共通テストを見据えた不審者対応訓練を実施いたしました

松戸警察署のご協力のもと、大学入学共通テストを間近に控えた1月9日(木)、さすまたを用いた防犯訓練を実施いたしました。さすまた(刺股)とは、長さ2~3メートル程度の柄に大きなU字型の金具がついた用具で、不審者を威嚇したり、警察が来るまでの時間を稼いだりするための護身用具です。

令和4年1月に文京区の東京大学前で発生した入学共通テスト時の刺傷事件は、大きな衝撃を与えました。今回の訓練は、その事件も踏まえ、改めて危機意識を高めるために実施したものです。共通テストを前にして、改めてその重要性を確認する貴重な機会となりました。

訓練は、基本訓練と想定訓練の二部で構成され、前半の基本訓練は、不審者との適切な距離の取り方、さすまたの正しい使い方、複数人で連携して対応する際の注意点など、実践的な内容で実施されました。特に、さすまたについては、ただ使用するだけでなく、不審者の動きを制御し安全を確保するための効果的な使い方を学びました。その後、大学正門で想定訓練が実施され、共通テスト当日に模擬ナイフを持った不審者が大学内に侵入しようとするという想定で、さすまたでの対処と警察への通報、駆け付けた警察官による制圧・逮捕までが実地で行われました。

今回の訓練を通して不審者対応の重要性を再認識し、危機管理意識をより一層高めることができました。また、共通テスト時だけでなく、年間を通して不審者対応の必要性を改めて認識する機会となりました。

松戸警察署の方から刺股の使い方を学ぶ様子

正門付近を徘徊する不審者への声がけ、刺股での対応、警察へ通報等を想定した訓練

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