11月30日(土)、「第23回ピアノ演奏会」を開催いたしました

11月30日(土)、川並香順記念講堂にて、第23回ピアノ演奏会を開催しました。大学児童学科・社会福祉学科、短大保育科、専門学校保育科卒業年次の学生の中から、厳格なオーディションにより選抜された17名が演奏に臨みました。

当日は好天に恵まれ、学生や多くの保護者、後援会の方々がご来場くださり、会場は熱気にあふれました。子どものための音楽に留まらず、芸術音楽の一端に触れるという趣旨で立ち上げられたこのピアノ演奏会は、「ピアノの聖徳」といわれる本学の最も大切な行事の一つです。

今回の出演者の中には、入学後にピアノを始めオーディションに見事合格した学生がおり、日々の努力、その充実ぶりがうかがえます。このように、小さいころからピアノを始めていなくても、地道に一歩ずつ練習を積み重ねることにより、内外の一流の演奏家が立つ、川並香順記念講堂の大舞台で演奏することができるのです。

当日の午前中を含め、10月から3回行われた出演者全員によるリハーサルでは、1回ごとにその緊張感が高まっていきました。その際、仲間の演奏を聴くことが大いに刺激となり、他者を認め共に成長していく出演学生たちの姿をみることができました。

本年度のプログラムはベートーヴェンからガーシュウィン、湯山昭までのクラシック音楽のソロです。出演者それぞれの個性を生かしたショパン、シューマン、ドビュッシー等の名曲の演奏に、聴衆は盛大な拍手をおくっていました。また今回は、出演者全員に「ベストパフォーマンス賞」が贈られることになりました。川並弘純学長より全員を代表して、最後の演奏者へ賞状が授与されました。
美しい和音の響きはそれだけで子どもの心を揺り動かす力を秘めています。そのことを聖徳大学の学生は知るが故に、毎日少しずつ、自主的にピアノの練習を積み重ねています。
来年度もこのピアノ演奏会が全ピアノ履修者の目標となり、音楽への深い思いが次の学年へと継承され、学園全体が益々発展していくことを心より祈念致します。

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