8月6日(火)~8月23日(金)、文学部がカナダ語学研修を実施いたしました

今年度は、英語・英文学コースと教養デザインコースの2年生が7名、国際コミュニケーションコースと日本語・日本文学コース、歴史文化コース、図書館情報コースの1年生が4名参加し、8月6日(火)から8月23日(金)まで、カナダのプリンス・エドワード・アイランド大学で語学研修を受けました。当初の予定では8月5日(月)から授業が始まる予定でしたが、バンクーバー国際空港でトロントへ向かう便が突然フライト・キャンセルされ、翌日の便に振り替えられ、その後も経由地の変更や遅延、ロスト・バゲージなどトラブルが続き、授業開始が遅れました。大学に到着する前に波乱続きでしたが、学生たちは英語の勉強、観光など目一杯プリンス・エドワード島での生活を楽しみました。

プリンス・エドワード・アイランド大学は、カナダ東海岸プリンス・エドワード・アイランドの州都であるシャーロットタウンに位置する州立大学です。200年以上の歴史をもち、カナダ国内の大学ランキングでは常に上位に位置する教育レベルの高い大学です。世界70か国以上から留学生が集まる国際色豊かな大学で、本学とは留学生の受け入れや両大学の学生と教員の異文化理解の促進を目的とした交流協定を令和3年に締結しました。

研修中は、大学内の学生寮に滞在し、平日の午前中は大学附属語学学校のEnglish Academic Preparation(EAP)が主催する語学プログラムで、レベル分け試験に応じて授業を受講しました。カナダの歴史や文化を英語を通して学び、プレゼンテーションで自ら調査した内容を英語で発表しました。さらに、買い物やレストランでの注文の仕方など、実用的に英語を用いるトレーニングも行いました。

平日の午後や週末は、プリンス・エドワード島が誇る文学作品『赤毛のアン』ゆかりの地をめぐるツアーやミュージカルの観劇、ダウンタウンやビクトリア・バイ・ザ・シーという港町訪れるツアーなど様々なアクティビティに参加しました。『赤毛のアン』の舞台であるキャベンディッシュを訪れ、原作を忠実に再現した緑の切り妻の家や登場人物が着る衣装などに触れ、物語の世界を体感することができました。ミュージカルでは、コミカルな演技と迫力の音楽を間近に体験することができました。また、プリンス・エドワード島で有名なCowsというアイスクリーム店や、ロブスターが食べられるレストランで現地ならではのグルメを堪能しました。

3週間の語学研修では、語学力の向上や異文化理解の促進が図られたことはもちろん、明確に自身の意思を伝える重要さを実感し、問題が起こった際には自主的に自ら動く行動力を身につけることができました。今後の学生生活やその後の人生を豊かにする経験でした。

 

プリンス・エドワード・アイランド大学の学生アシスタントと一緒に

ビクトリア・バイ・ザ・シーの海岸で

修了式でプログラム担当の先生、学生アシスタントと一緒に

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