6月14日(金)、語学教育センターにて、ゲストスピーカーを招いて、Guest Lecture Seriesの講演会を開催いたしました

6月14日(金)、語学教育センターにて、恒例のゲストスピーカーを招いてのGuest Lecture Seriesの講演会を開催しました。今回は、東京都立大学物理学科の特任研究員であるエスマイリ・アミン氏をお迎えし、母国イランについてお話しいただきました。

イランと聞くと、中東紛争や女性の政治参加の制限など、ネガティブなイメージが先行しがちですが、今回の講演では日本とイランの共通点や相違点、ニュースでは伝わらないイラン文化について知ることができました。エスマイリ氏は、イランの日常生活や文化を示すエピソードをたくさん紹介してくださいました。

例えば、日本のこたつにあたる「コルシ」や、尺八と似た竹製の楽器「ネイ」、春には日本同様にお花見に出かける習慣があることなどが紹介され、イランが身近に感じられました。特に、イランの“相撲”が行われる「ズールハーネ」という競技場は、礼節と謙虚さを教える場所であり、これが日本の国技である相撲と共通する点があるというのはとても興味深いお話でした。

さらに、イランのお正月が春分の日から始まることや、官公庁では木曜日と金曜日が休みであり、銀行や多くの私企業では木曜が半日労働であるということも新しい発見でした。

エスマイリ氏のお話を通じて、イラン文化の奥深さと魅力を改めて感じることができ、参加者一同、新たな視点でイランを理解する貴重な機会となりました。

 

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