1月16日(火)から20日(土)、第17回児童学科卒業研究作品展を開催いたしました

1月16日(火)から20日(土)までの5日間、聖徳大学川並弘昭記念図書館5階で「第17回児童学科卒業研究作品展」を行いました。この展覧会は、4年次の卒業研究を制作で行った学生の成果発表の場として毎年開催しています。

今年の出展者数は、約70名。美術をはじめ幼児教育、保育、小児栄養や小児保健、児童文学、体育など8つのゼミの参加があり、「児童学」を多面的に捉えられる展示になりました。研究内容は絵画や立体、絵本やアニメーション、ゲーム等の自己表現研究と布絵本やエプロンシアター等の教材研究の2つに分かれます。それぞれ専用の卒業研究ルーブリックを活用し、評価の観点を理解し研究を進めました。展示は評価項目のプレゼンテーションにあたるため、各自、作品が良く見えるよう考えて行いました。

また、作品だけでなく、過程を記録した論文形式のドキュメンテーションも一緒に展示をしました。学生はこの卒業研究をとおして「児童学」のまとめとして各々の課題に向き合い、作品という形で成果を出しました。今年は大学での制作も存分に行えたので、電動工具など特別な機材を使ったり、大きなサイズの作品にもチャレンジできるようになりました。自己の内面を見つめ、素材に触れ、保育の課題に目を向け研究をすすめることができました。最終年次にこういった機会を持てたことは、この先子どもと関わる仕事に就いた際、様々な場面で活かされていくことと思います。

5日間というわずかな開催でしたが、来場した学生や教員との会話をとおして作品に新たな一面を発見するなど貴重な学びの場が生まれました。卒業研究をこれから行う下級生には、アイデアや素材の知識など参考になった事柄が多くあったようです。最終日には高校生や保護者、100名を超える後援会役員の方々にもご覧いただきました。

出品した学生および指導された先生方、お疲れ様でした。また、図書館の職員の御協力にも感謝いたします。今後もより良い研究発表の場として各ゼミが協力し、本展覧会を更に良いものにして行きたいと思っています。

 

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